2005-05-21 君と僕。僕と君。 言葉 君が僕と一緒に見た、最初の空 燃え盛る炎は、君の全てを奪いその炎に向かおうとする君を、僕はただ止める事しか出来なかった 行かないでと言った君に、返せる言葉はなくただ、ここに帰ってこいと 君を待っているから、必ず帰ってこいとそう言って、君の手を握り締める事しか 今の僕に、出来る事はなかった太陽が傾き、空が真っ赤に染まる その赤は、大地をも一色に染めまるで全てが飲み込まれるような、そんな錯覚さえ覚えた それは僕が君と一緒に見た、最後の空